超越瞑想(TM)は、誰にでもできる簡単な瞑想法です。
朝夕、行います。
グループでこの瞑想を行うと、より効果があり、深い休息が取れるとされています。
どの分野にも、専門分野というものがあります。
この瞑想法にしても、専門的に行っている人たちがいます。
男性は、インドの山奥にこもって瞑想しています。
インド人だけでなく、各国の人たちもいます。
日本からも、私の友人が、もう何十年もヒマラヤの山奥で瞑想をしています。
彼は日本の最高学府の大学を出て、人気ランキング上位の有名会社に勤務し、何不自由のない生活をしているように思えました。
彼とは毎週会ってはグループで瞑想し、食事を一緒にしていました。
ですが、彼の思いは、世間にはなかったようです。
インドへ行ってしまいました。
ご家族の都合で、インドから何年かに一度、日本に帰ってきていた時がありました。
そんな時は連絡がきて、会っていました。
インドの山奥から出る時は、
「何が起こるかわからない」
と、怖かったようです。
ですがその後、彼から連絡があっても、私は連絡を取らないようになりました。
瞑想に専念している人に会っては悪いような気がして、彼が世間に戻ってきてから会おうと思っていました。
ところが昨年、彼が日本に一時帰国していると聞き、思わず会いたくなりました。
彼は大学教授のような風貌になっていました。
一度会うと、30余年の空白が嘘のように、話は尽きませんでした。
日々の生活に追われると、他のことに思いが向きませんが、まったく違う生活をしている人と話すと、違う世界に入ったようでした。
友人のいない私としては、とても大切にしたい人です。
ああ 友よ良き奴よ 今の暮らしにあきたら二人で
夢を抱えて旅でもしないか あの頃へ
(『我が良き友よ』より)
彼に、今住んでいる場所の写真を、一枚か二枚でいいので送ってもらえますかと尋ねたら、とてもたくさんの写真が送られてきました。
その中の数枚を掲載します。
大の親友に敬意を表して、今日のマハ―シヴァラトリという吉兆な日に、彼に投稿を送ります。