マンガルとは、火星のことを言います。
マンガル・ドーシャとは、マハリシ・ジョーティシュのチャートで、火星が特定の部屋に位置している時に言われます。
このマンガル・ドーシャがチャートにあると、結婚する際や、結婚生活に支障が生じると言われています。
アメリカ人の離婚率は依然として高く、アメリカ心理学会(APA)の発表によれば、約40~50%、つまり結婚したカップルの半分近くが離婚しており、再婚して離婚する確率はさらに高いという数字があります。
現在、日本では3組に1組が離婚していると言われています。
厚生労働省の調査によると、2022年には婚姻件数に対して離婚件数の割合が約35%に達しました。
実際、ジョーティシュ・チャートの星の配置による原理によれば、離婚や別離の可能性を示す割合は、案外高いものがあります。
諸説にもよりますが、結婚に支障をもたらすマンガル・ドーシャは、チャートの12の部屋のうち、6つのいずれかの部屋に火星が位置していると、マンガル・ドーシャを形成します。
つまり、ジョーティシュでも、離婚率の可能性はかなり高いです。
現代では、独身でいることは、人生のひとつの生き方とされています。
離婚は、その人が人生で果たす課題のひとつであるように思われます。
よく、生まれる前に決めてきたこと、という話がありますが、離婚は本人にしかわからない、成し遂げた課題のように思われます。