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マハリシが語った想念の真実

先日、「あなたの想念、言葉、行動は、全宇宙に影響を与えます。」という内容のショート動画を公開しました。

この内容について詳しく解説をしようと思います。

YouTubeでの視聴はこちら

実は、このテーマに関連する記述は、マハリシの著書の中にいくつも見られます。今回の動画は、できるだけ文章を短くしようと思ったので省略されている部分があります。

「超越瞑想」の本のP.75 「正しい想念の重要性」のところで、「正しい想念とは、本質的に、その想念を抱く人とその環境にとって調和的で有益な想念のことです」から始まり、それについての記述があります。

今回のショート動画に関連している部分としては、

「心が正しい想念(考え、想い)だけを抱くことはきわめて必要なことです。正しい想念とは、考える人にとっても全宇宙にとっても、現在そして未来永劫にわたって、調和的で有益なよい影響、生命を支持する影響を生じるような想念のことです。」

という記述になります。

興味深いのは、バガヴァッド・ギーターのマハリシの解説書の中にも同様の話が出ています。

第四章 詩節36の解説の中で、

「あらゆる想念、言葉、行動が、自分自身にとっても、また全宇宙にとっても、生命を支援する影響を生み出します。」

と書かれています。

出版は「超越瞑想」の方が先ですが、いずれにしても想念が全宇宙に影響を生じるということです。

また、「超越瞑想」のP.186 第三部 生きる技術 第三章 考える技術 (1)正しい思考 の中には、次のような記述があります。

「心が正しい想念(考え、想い)だけを抱くことはきわめて必要なことです。正しい想念とは、考える人にとっても全宇宙にとっても、現在そして未来永劫にわたって、調和的で有益なよい影響、生命を支持する影響を生じるような想念のことです。」

同様に、P.182 第三部 生きる技術 第二章 「存在」の技術 カルマと「存在」の技術では、このように書かれています。

「『存在』のレベルで機能していない心が行う行為は、その人にとって正しいこともありますが、正しくないこともあります。そのような行為は、全宇宙にとっても正しい場合があり、間違っている場合もあります。」

他にはP.298 第三部 生きる技術 第十章 善と悪 の中にも興味深い記述があります。

「真実を語るのは正しいけれど、他人を傷つけるような言葉や表現を使うのは間違っている、ということを前に述べました。有害な言葉を発すると、それは必ず自分に跳ね返ります。その害悪は全宇宙に広がり、多方面から話し手に戻ってきます。」

つまり、あなたの行動は全宇宙に影響を与えると共に、あなたにもその影響が戻って来るということですね。

さらに、次のような表現もあります。

P.312 第三部 第12章 世界平和の問題

「個人はあらゆる想念、言葉、行動によって、全宇宙に影響を与えます。」

この部分を少し変えてショート動画にしました。想念があって、それが言葉を生み出し、行動へとつながる順番だと思います。

本文中に参照するようにという記述がある場所はこちらです。

P.93 第二部 生命 第一章 生命とは何か?

「宇宙は個々人の行動に反応しています。小石を池に投げ込むと、波が生じて池全体に広がります。どの波も池のあらゆる部分に何らかの影響を与えます。これと同じように、個別生命の波も、その活動によって宇宙のあらゆる領域に影響を及ぼしています。」

この部分も、今までに出てきた内容と同じですね。「超越瞑想」と「バガヴァッド・ギーター」の本の中を探すと、まだまだ同様の内容があるかもしれません。

今の引用の直前の部分も引用してみます。最初にこれを読むとわかりにくいかもしれませんが、上記を読んでからだとしっくりいくかもしれません。

「生命の絶対状態は宇宙状態に相当し、生命の相対状態は個別生命に相当する、と理解することができます。個別生命は宇宙生命の現れです。それはちょうど、波が大海の表れであるのと同じです。」

「大海はいつも同じ状態を維持していますが、同時に、個々の波とその活動の影響も受けています。」

そして、次の言葉です。

「宇宙は個々人の行動に反応しています。」

ショート動画で、この文を掲載してみたいとも思いましたが、突然言われても誰も理解できないと思いました。

「反応している」

というのは、「影響されている」ということも言えると思います。

私達が考えていること、そして行動していることは周囲に影響を与えていて、そしてそれが自分にも影響を与えているということですね。

マハリシが何度も繰り返し述べていることなので、それについて考察してみるのも良いと思います。

 

P.S.今回の富士山の写真(動画)は、どこで撮影をしたか覚えていませんが、たぶん伊豆半島のどこかです。

 

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TM教師:森 雅哉

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