忙しくも着実に目標に進む日々が続くうちに、カナとユウの関係が少しずつ変化していきました。
「このままずっと一緒にいたいって思うこと、ある?」
ある日、ユウが不意に尋ねました。
カナは一瞬、戸惑いましたが、やがて空を見上げながら答えました。
「うん…あるよ」
ユウはほほ笑みました。
飛行機の音が遠くに聞こえる青い夜空の中、二人の心はすでに一つの方向に決まりかけていました。
そんな中、カナがふと思いついて言いました。
「私たちの相性をジョーティシュで見てもらうのはどうかな?」
ユウはカナの突然の提案に、自然と笑顔で応じました。
「面白そうだね。星が僕たちの未来をどう見ているのか、知りたい」
カナとユウは、ジョーティシュの専門家のもとを再び訪れることになりました。
その日、カナは一枚の紙に自分の誕生日・誕生時間・誕生地を記入しながら、なぜかどきどきした気持ちを抱いていました。
ユウも自分の情報を提出し、カナとの間にどんな星の影響があるのかを見守っていました。
「カナさんの月とユウさんの月が、緩やかにシンクロの関係になっていますね。これは、お互いの気持ちを強く支え合えるというサインです」
専門家の言葉に、カナとユウは思わず顔を見合わせました。
「やっぱり星は何かを知っているのかもしれないね」
あなたも、マハリシ・ジョーティシュで星の声を聞いてみませんか?