マハリシ・アーユルヴェーダ

アレルギー その2

アレルギー体質の人とそうでない人の違いは何でしょうか?

 

アーユルヴェーダでは、アレルギーのない人は 「オージャス(最高級の代謝産物)」が抵抗力と免疫力を強化し、身体を守っていると説明しています。

「オージャス」は食べ物を最適に消化することで形成されます。

健康なオージャスは身体を守り、免疫システムを強化します。

 

アレルギーは通常、消化力の低下を伴い、オージャスの形成を妨げます。そして老廃物や毒素(アーマ)が蓄積します。

次の段階では、それらは体内の経路を流れ始め、経路を塞いだり、炎症を起こしたりもします。アレルギーの場合、かゆみ、粘液の蓄積、眠気、疲れ易さ、イライラなどの症状が現れます。

アーユルヴェーダでは重要な対策として「アグニ」、すなわち健康な消化・代謝エネルギーの回復を第一に重視しています。

 

防衛機構を強化するためにはどうすれば良いのでしょうか?

 

アーユルヴェーダでは、早寝早起き、朝の頭皮と体のオイルマッサージ、上質な食事(オーガニック)、温かい軽めの朝食、昼の温かく栄養価の高い主食、早めの軽い夕食(できれば温かいもの)など、季節に応じた良い日常生活を送ることを勧めています。食事はいつも穏やかで静かにとるのがよいです。

定期的な運動も重要で、季節に合わせた服装が必要です。

自然な排泄プロセスをサポートするために、温水を飲む療法を試してみましょう。

アーユルヴェーダの浄化療法(パンチャカルマ)は、蓄積した代謝性老廃物がある場合に非常に有効です。

 

家庭での対策としては、カパの季節の前か始まり、つまり2月から3月にかけて、定期的に消化器系を休ませ、消化力を強化し、「アーマ」を排出することです。

たとえば、週に一度は「リキッドデー」といって、(温かい)飲み物と流動食だけを摂り、動物性タンパク質を控える日を作ります。

 

一般的に、アレルギーを予防するには消化器系を強化し、アーマを排出し、新たな代謝老廃物の形成を防ぐ食品をとるべきです。体を温めるスパイスも重要な役割を果たします。

すでに発症している場合は、ターメリックを使った定期的な顔の蒸し風呂がよいです(小さじ1杯のターメリックパウダーをボウルに入れたお湯に入れ、数分間蒸気を吸い込みます)。

ディフューザーからの爽やかな部屋の香りも、とても心地よいです。純度の高いエッセンシャルオイルをブレンドしたアーユルヴェーダ・ハーブオイルを試されると良いでしょう。

 

出典:Maharishi Ayurveda Europe B.V.ウエブサイトより

 

 

 

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MA社:奥谷 邦男

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