アメリカ・アイオワ州には、マハリシ国際大学があります。
そのキャンパス内には、二つの大きなドームがあります。
屋根の色から、それはゴールデンドームと呼ばれています。
このドームは瞑想のためのもので、男性用と女性用に分かれています。
大学の学生や関係者だけでなく、近隣の人々も車やバイクで訪れ、ここで瞑想を行っています。
ある日、ドームに行くと、大きな長い板で入り口がバッテンに封鎖されていました。
人々は、別の開いている入り口から中へ入っていきました。
これは、スターパティヤ・ヴェーダの原理に基づいて、出入り口の方角が変更されたことによるものでした。
1992年のことです。
従来の入り口は南側にありましたが、東側か北側に変更になったようです。
当時、スターパティヤ・ヴェーダという言葉は耳にしていたものの、一般的ではありませんでした。
その後は、人々が新しい方角からドームに入り、静寂の中で超越瞑想を楽しんでいます。