マハリシ・スターパティヤ・ヴェーダは、古代インド建築学の知識です。
いわゆる「ヴェーダ建築」と呼ばれるものです。
スターパティヤ・ヴェーダでは、東向きが良いとされています。
その理由はいくつかあります。
太陽のエネルギーを最大限に取り入れる
東は太陽が昇る方角です。太陽は生命力と活力の象徴とされ、家の玄関を東向きにすることで、朝日とともに生命エネルギー(プラーナ)が流れ込むと考えられています。
このことにより、その家に住む人が、健康と活力に恵まれるとされています。
自転の向き
地球は 西から東 に自転しています。そのために太陽が東から昇り、西に沈みます。
地球の自転の進む方向に身体を向けることで、車や電車に乗っている時のように「同じ方向に向かっているから快適に感じる」と聞いたことがあります。実際には、物理的な感覚は感じない としてもです。
このように東向きに居を構えたり、机の向きを変えたりするだけでも、自然からの恩恵が得られると言われています。